脚が物語る過酷さ・・・
世界一過酷な競技との呼び声が高いサイクルロードレース。ツール・ド・フランスに代表されるグランツールはレースが3週間にも及びます。
一日に7000kcalも消費し、体中の激痛・悲鳴と闘う競技です。
その過酷さは言葉で聞くよりも、選手の脚が嫌でも分からせてくれます。。。
この脚は、BORA hansgrohe(ボーラ ハンスグローエ)のパヴェル・ポリャンスキーのものです。
ツール・ド・フランスで後半に差し掛かった、第16ステージの後に撮影されたもののようです。
限界なんて、とうの昔に超えてしまっています。それでも毎日走り続けなくてならない競技なのです。。。
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他にも・・・
ポリャンスキーの脚は一時期話題になったので、画像をご覧になった方が多いと思います。他にも、自転車選手の物語る脚がありました。
アダム・イェーツ
Embed from Getty Images 2016年ツールのポディウムでのアダム・イェーツの脚です。ヤングライダー賞獲得、さらに総合上位を目指すために、レースでは何が何でも遅れる訳にはいかなかったはずです。 レーパンの上からでも浮き上がった血管が見て取れます。
ジョージ・ヒンカピー
もう引退してしましましたが、ヒンカピーの脚も話題になりましたよね。成績剥奪となりましたがランス・アームストロングのツール7連覇をアシストし、さらにコンタドールやエヴァンスの総合優勝にも貢献した名ルーラーです。
エースの為に、どれだけ身を粉にしたことでしょう・・・。
ダニエル・テクレハイマノ
Embed from Getty Images アフリカ人として初めてマイヨブランアポアルージュを着用したテクレハイマノ。最終的な山岳賞ジャージ獲得はできませんでしたが、歴史に名を刻みました。
絞り込まれ、血管が張り巡らされ、まさに戦士の脚です。
あの人たちは「超人」
「超人」という言葉がありますが、いるとするならば彼らのことを言うのだと思います。。。並外れたフィジカルの強さは勿論のこと、一日に消費した7000kcalを食事から取り戻す胃腸の強さも必要となってくることでしょう。
同程度の身体能力を持ったライダーはたくさんいるそうですが、プロの椅子を勝ち取った彼らが違うのは、痛み、苦痛への精神的な耐性であると聞いたことがあります。
Embed from Getty Images
なんといっても骨折してもリタイアしないのですから。そして、堪え忍んでツール後半には回復して攻撃に加わっていたりします・・・。
あの脚になるまで追い込める肉体の強さ、苦痛への耐性。 世界一過酷といわれるツールに出場している選手の偉大さに感服します。。。
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