自転車の左手のブレーキを握るとき、音が鳴ってしまう時がありますよね。
自転車の音鳴りは、心配にもなりますし、ブレーキの度に音が鳴るのはストレスも感じます。
そんな時の対処法を書いていきたいと思います。
今回対象としているのは、以下の画像のようなローラーブレーキというブレーキです。
バンドブレーキや他のブレーキは構造が違いますので、ローラーブレーキの場合のみご参考にしてください。
症状
まず、注意の中にも書きましたが、後ろブレーキがローラーブレーキの場合の対処法を書いていきます。
ローラーブレーキの音鳴りは、左手のブレーキを握った時に、「ザー」という音がします。
重傷の場合は「ファッッ!!」と甲高い音が鳴ります。
慣れている人だと、街中でこの音を聞いたときに、「ローラーブレーキの音鳴りだ」と分かってしまうものです。(笑)
ローラーブレーキグリスを入れる
他の修理などと比べて、難しいことは全くありません。
安全に関わる部分なので、シマノのローラーブレーキグリスを購入する良いです。
シマノ(SHIMANO) ローラーブレーキ用グリス 100g 新品価格 |
入れ方
↑写真の矢印の黒いキャップを外します。
↓スペースが狭いので、指が入らない場合は先の細い工具で外します。
私は千枚通しを使いましたが、隙間に入る工具なら何でも良いでしょう。
↑キャップが外れました。
キャップは無くさないようにしましょう。
シマノのローラーブレーキグリスを注入します。
キャップを外した穴に直接注入していきます。
後輪を回しながら注入すると、グリスもまんべんなく内部で広がります。
音鳴りがしなくなったか、実際に漕いで、ブレーキをかけてみましょう。
音がまだ鳴るようならローラーブレーキグリスを追加します。
外したキャップをはめます。
ポロッと落ちてしまわないように、しっかりと押し込みましょう。
これにてグリス注入は終了です。
作業自体は簡単ですね。
参考にして頂けましたら嬉しいです。