権威あるジャージ
ツール・ド・フランスの総合トップが着るジャージ、『マイヨ・ジョーヌ』。
世界チャンピオンが着るマイヨ・アルカンシェルと並び、最も権威のあるジャージではないでしょうか。
通常、選手たちは、それぞれのチームが契約しているメーカーのジャージを着ています。スカイならカステリだし、BMCならアソスというメーカーですね。
ですが、マイヨ・ジョーヌは、どのチームの選手が着ることになっても、その年のマイヨ・ジョーヌ生産を担っているメーカーのジャージを着ることになります。(ほぼ、あるメーカーで固定ですが。)
では、世界最高のジャージ、マイヨ・ジョーヌの生産を任されている名誉あるメーカーはどこなのでしょうか。
ルコックスポルティフ
やはり、フランス。
フランススポーツ業界の雄、ルコックです。鳥のマークでお馴染みですね。
日本ではデサントが扱っていて、サイクルジャージも販売されています。
ルコックのクラシカルなジャージが好きだったりします。
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マイヨ・ジョーヌといえばルコック!と最近はイメージが定着していますが、もう一つのメーカーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
それは、、、
ナイキ
1996年から2011年の間はナイキがマイヨ・ジョーヌを担っていました。
言わずと知れたアメリカのビッグメーカーですよね。
ナイキがマイヨ・ジョーヌを担っていた間に、ナイキとべったりなアームストロングがツール7連覇を達成しています。
権力を振りかざして、嘘を重ねてきたアームストロングがドーピングを認めたのが2012年。その2012年からマイヨ・ジョーヌはルコックに戻っています。
アームストロングとべったりだったナイキのマイヨ・ジョーヌには、なんとなく金の臭いがしてしまうような。。。(すみません。)
頭の中で、ナイキのマイヨ・ジョーヌを思い出すとき、やはり着ているのはランス・アームストロングです。
まあ、特にそれとは関係のない変更だとは思いますが。
今後もずっとルコックなの??
マイヨ・ジョーヌって、今後もずっとルコックスポルティフなのでしょうか。
ルコックのマイヨは、ジャージ自体は最新でしょうが、襟が付いているように見えるデザインで、どこか懐かしさも保っているように見えます。
まあ地元フランスですし、ツールの伝統を守るためにもルコックが最適なのかもしれませんね。