2020はニバリがトレックへ
全グランツール(ジロ/ツール/ブエルタ)で総合優勝し、2つのモニュメント(ミラノ~サンレモ/イル・ロンバルディア)でも勝っているニバリ。
間違いなくトップ中のトップ選手であるニバリが2020年シーズンはトレック・セガフレードで走りますよね。
Primo gennaio 2⃣0⃣2⃣0⃣
— Vincenzo Nibali (@vincenzonibali) January 1, 2020
Anno nuovo, nuovi colori 🙌@TrekSegafredo @TrekBikes @SANTINI_SMS @segafredoitalia pic.twitter.com/b8hlz0jPbh
バーレーン・メリダのジャージを脱ぎ捨てると、中にはトレック・セガフレードのジャージを着ているという凝った動画を投稿してくれました。
トレック・セガフレードって引退が近づいているであろう総合系エースをサラッと獲得していきません?
トレックは引退後の待遇などの条件も提示すると聞いたことがあります。
一昔前の日本野球でいうところの「最後はジャイアンツで」というのがあるのかもしれません。
トレックに来た主な総合エース
アルベルト・コンタドール
まずは何と言ってもこの人。
ニバリと同じく全グランツールを制覇したオールラウンダー。
色々なチームでエースを担ってきましたが、最後の1年はトレック・セガフレードへ。
最後のブエルタでのステージ優勝はこれからも語り続けられるでしょう。 引退後もやはりトレックに乗り、表舞台に現れます。
ライダー・ヘシェダル
ジロ2012で総合優勝した選手。
カナダ人初のグランツール総合優勝者。 長らくガーミン系のチームで活躍してきましたが、最後の1年をトレック・セガフレードで過ごして引退。
リッチー・ポート(現役)
グランツールでの総合優勝こそないものの、中規模ステージレースでの総合優勝は数知れず。
ウィランガヒルでの爆発的な登坂は風物詩。
スカイ、BMCを経て、ベテランの域に差し掛かった2019年シーズンよりトレック・セガフレードへ。
華々しいスターがいてこそトレック
2011年に誕生したレオパード・トレック(現在のトレック・セガフレード)。
シュレク兄弟をスカウトした新チームで、始動前にも関わらず所属選手の成績をもとにしたUCIのランキングでトップにたったという伝説的なチームだったそうです。
シュレク兄弟、カンチェラーラ、コンタドールと自転車界のスター選手をエースに迎え入れてきて、遂にニバリという新たな大スターが。
またトレックでニバリの攻撃的な走りが観られたら嬉しいです。