QINTANA ROOというロードバイクメーカーがあります。いや、トライアスロンバイクメーカーといった方が正しいですね。
QRのロゴ、デザインが目を引きます。どのようなメーカーなのでしょうか。
最初はウェットスーツから
1981年に、ハワイのアイアンマンレースに出場した設立者のDan Empfield(ダン・エンプフィールド)。
彼は、トライアスロンの明るい未来を感じながらも、トライアスリートを満足させるハイクオリティーな装備がないと感じたそう。
そこで、それを解決するためにメキシコのキンタナ・ロー州に会社を設立したのがQUINTANA ROOの始まりのようです。
そして、最初はトライアスリート用のウェットスーツを開発していました。
続いて自転車へ
ウェットスーツが世界中に普及すると、遂に自転車に取りかかります。
当時、トライアスリートにとっての自転車の選択肢はロードバイクだけでした。
そこで、1989年にQUINTANA ROOはトライアスロンバイクを開発したのでした。
DHバーを有効に使えるようなジオメトリーであり、急なシートチューブの角度で設計されました。
We came across this picture of a QR Superform today. Show us your Quintana Roo - old or new! #tbt #quintanarootri #exclusivelytriathlon pic.twitter.com/AjeUWA21c4
— Quintana Roo Tri (@quintanarootri) 2017年1月26日
シートチューブの角度が急なのは、今となってはTT、トライアスロンバイクの常識となりましたね。
アイアンマン・ニュージーランドで、最初のトライアスロンバイクで走った選手は、なんとバイクで30分のリードを得ました。
驚きの結果ですね。
『トライアスロンバイク』という存在をつくったのがQUINTANA ROOのようですね。
今もトライアスロンの第一線でバリバリ活躍しています。
Congratulations to @JoceMcCauley on her 10th place finish at IRONMAN World Championship Saturday in Kona. Great effort! pic.twitter.com/BSRaNEuWBQ
— Quintana Roo Tri (@quintanarootri) 2017年10月16日
世界選手権10位の選手がQUINTANA ROOを使用しているようですね↑