先日、とある自転車メーカーのHPを何気なく見ておりました。
すると、そのメーカーの歴史を書いたページに、こんな文言を見つけました。
「世界初のフルカーボンバイクフレームを世に生み出す。」
今となってはカーボンのバイクは当たり前ですが、考えてみれば初めて作ったメーカーがあるわけですね。。。
世界で初めてフルカーボンのフレームを生み出したのは、一体どこのメーカーなのでしょうか!?
KESTREL(ケストレル)
日本では、あまりメジャーなメーカーではありませんね。
トライアスロンをする方はご存知かもしれません。
このKESTREL(ケストレル)が、世界で最初にフルカーボンのフレームを制作したようです。
その名も、『KESTREL4000』です。
1986年のことです。
つなぎ目のないフレームに、ケーブルを内蔵させるという、当時としては先進的すぎるフレームだったことでしょう。
こんなツイートも見つけました。
これが初代カーボンコンポジットのケストレル4000。こっちのほうはまだ乗れる。東京中日スポーツの企画で中古車売買の「サイクリー」に持ち込んで下取りの見積もりを出してもらったら、カンパレコードのパーツやFSAのクランクは8万円の値がついたけど、フレームは0円だった(/_;) pic.twitter.com/jI8q3zKqR5
— 山口和幸 (@PRESSPORTS) 2018年2月5日
こんな貴重なフレームが0円。。。サイクリーさんの査定を疑う・・・。
この山口さんのツイートに対する反応です。↓
ケストレル懐かしいですね。カーボンエアロロードのはしりではないですか。
— 西塔 寛 (@Saitou_Hiroshi) 2018年2月6日
やっぱりケストレルはかっこいいですね!当時ほしかったけど手が出ませんでした…
— ハラマコ@ファクトリージュン (@factorymakochan) 2018年2月5日
ケストレル!
— Shima-Zoh (@alcsnufkin) 2018年2月5日
懐かしい&今でもやっぱりカッコいい。
やはり、古くからの自転車好きな方にとっては、特別なメーカーのようですね。
特殊な形状のフレームが話題を呼ぶ
このケストレルのトレードマークとなったのが、『シートチューブレス』のフレームのようです。
KESTREL公式HPより
風洞実験によって、シートチューブレスの優位性を実証し、当時IRONMAN HAWAIで、トップの使用率を誇ったそうです。
オフィシャルの自転車としても認定されたそうです。
トライアスロンでの活躍が目立つ、ケストレルですが、実はジロやブエルタにも出場しています。
ケストレルというと、『トライアスロンで有名なメーカー』という認識しか持っていなかった自分を猛省します。。。
英単語としてのKESTREL
もう、自転車に関係なく、英単語の話ですが。。。
KESTRELを画像検索していると、やたら鳥の画像が出てくるのです。
そういえば、KESTRELのマークも鳥をモチーフにしていたな。。。と思って調べてみました。
すると、KESTRELの意味は『チョウゲンボウ』だそうです。
『チョウゲンボウ』。日本語にしても分かりません!
『チョウゲンボウ』とは、
鳥網ハヤブサ目ハヤブサ科に分類される鳥の一種。
(wikipediaより)
のようです。
なるほど、俊敏そうですね!