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ふと思い出したこと。ホアキン・ロドリゲスに世界チャンピオンになって欲しかった。

ホアキン・ロドリゲスが引退したのは、昨年?一昨年?でしたっけ。

安定して強くて、激坂に強くて、TTにはめっぽう弱くて、人間味がある選手だったと思います。

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一流選手だったことは誰もが認めること

 ホアキン・ロドリゲスといえば、たくさんのビッグレースで勝った一流選手ですよね。脚質はパンチャー系クライマーといったところでしょうか。

グランツールで総合優勝争いができる登坂力をもち、アルデンヌクラシックでも勝てるようなパンチ力も備えた選手でした。

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特に、ゴール前に激坂が登場するコースでは無敵の強さを誇りました。

 UCIの年間のランキングでも1位になること3回。時代を代表するトップレーサーの一人として、引退まで一流でいつづけました。

ですが、1ファンの凄く勝手な心理としては「悔しい!」という思いがあります。

あと一歩で手に入れられなかった称号があるからです。

 

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グランツールの総合優勝はできず。。。

 トップレーサーとして、数々の勝利をあげてきたホアキン・ロドリゲスですが、何度も挑んで、結局成し遂げられなかったこともあります。

グランツールでの総合優勝です。

流石の強さで、毎回優勝争いに加わり、全グランツールの表彰台には上がりました。

2013年のツールで総合3位になり、グランツールのうちで登っていなかった最後の表彰台を手に入れた訳です。その当時の現役選手で、同じ称号を手に入れていたのは、コンタドール、ニバリ、エヴァンスの3人のようです。その後はキンタナも。

コンタドール、ニバリ、エヴァンスは総合優勝経験者ですよね。

ホアキンも何度も挑戦しましたが、最後まで成し遂げられませんでした。

特に2012年のジロは、あと一歩のところをヘシェダルにやられてしまいました。

 

世界チャンピオンまでもあと一歩

 2013年の世界選手権での2位も非常に悔しいレースですね。

逃げるホアキン・ロドリゲスをニバリ、ルイ・コスタ、バルベルデが追う展開でした。

ニバリが追い、バルベルデはホアキンと同じ国のためニバリに付きいち。ルイ・コスタもなぜか付きいち。ニバリの力でホアキンを吸収。
終盤にもう一度ホアキンがアタック。追うニバリ。バルベルデは同国のホアキンの為にニバリに付きいち。コスタはまたまた非協力な付きいち。
ホアキンは逃げ続ける。ニバリにさんざん牽かせたコスタがアタック。ニバリとバルベルデを引き離したコスタが単独でホアキンを追う。ここで、脚をあまり使っておらず、余裕があったと目されるバルベルデがコスタのチェックに行かなかったことが議論を呼ぶ。
コスタがホアキンに追いつく。コスタはホアキンの前に出ず付きいち。そしてスプリントで勝利。
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いや~ホアキンに勝ってほしかた。というかルイ・コスタが汚ねぇ。
バルベルデも、余裕がなくてコスタのチェックに行けなかったそうだが果たしてどうだか。
世界選手権は国別のレースだから、ホアキンとバルベルデは同じスペインの仲間のはずだけど、普段はバルベルデとコスタがチームメイト。
チームメイトを世界チャンピオンにしようとの意識があったのでは?と疑う声も。
 
真相は分かりませんが、とにかく悔しい!
・・・と、あの時思っておりました。笑

 

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