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ツール・ド・フランス総合優勝者まとめ【2018-2011】

歴史に名を刻んだ男たち

近年のツール・ド・フランスの総合優勝者を振り返っていきたいと思います。

2018年

 ゲラント・トーマス(SKY/イギリス)

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 先日終わったばかりの、今年のツールの総合優勝者。

もともとはトラック競技のエリート選手。イギリスの英雄ウィギンスらと出場した団体追い抜きでは、世界選手権、オリンピックともに優勝している。

ロードでは当初は北のクラシックに強い選手としてのイメージが強かったが、徐々に総合系選手として活躍し始め、中規模ステージレースで優勝し始める。

今年は遂にツールで驚きの総合優勝。終始安定し、ボーナスタイムを稼ぎ、TTでも実力を発揮。

 

2017・16・15・13年

 クリス・フルーム(SKY/イギリス)

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 山岳での高ケイデンスのアタックでライバルを一気に置いていき、TTでもスペシャリストに並ぶ走り。初優勝時は圧倒的な力で、2位のキンタナに4分以上の差をつけた。

2014年はリタイアに終わるが、その後は3連覇。さらにさらに2017年のツール後はブエルタ、ジロと連勝。

5勝目を狙った2018年ツールでは、序盤に落車でタイムを失い、絶好調なGトーマスへエース交代。総合3位に。

 

2014年

 ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ/イタリア)

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 フルーム、コンタドールという2大優勝候補がリタイアした、2014年。「二人がリタイヤしたから優勝した」と言われるのを嫌い、総合2位に7分もの差をつけ、文句なしの総合優勝を飾った。

グランツール全てで総合優勝しているだけでなく、ロンバルディア、ミラノ~サンレモといったモニュメントでも勝っているコンプリートライダー。

 

2012年

 ブラッドリー・ウィギンス(SKY/イギリス)

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 トラックの超・超エリート選手。個人追い抜き、団体追い抜き、マディソンの世界チャンピオン。オリンピックでもメダル多数。

イギリス人初のツール総合優勝者の輩出を目指すSKYのエースとなる。2012年のツールは正にTTスペシャリストである彼のための大会だった。個人タイムトライアルが2ステージあり、距離も長かったため、ライバルから大量リードを奪った。

ウィギンスが敵なしであったこの大会、専らの話題はウィギンスとフルームの確執だった。。。

 

2011年

 カデル・エヴァンス(オーストラリア/BMC)

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 TT、山岳ともに強く、下りも得意な完成度の高いオールラウンダー。総合上位常連ながら、なんらかのトラブルに巻き込まれることが多く、万年2位といわれた。

しかし、幾度となく挑戦するエヴァンスは2011年、遂に総合優勝する。この年はトラブルを回避でき、終始好位置につけた。事実上最終ステージの個人TTを3位で迎え、TTが苦手なシュレク兄弟を逆転しての総合優勝だった。戦後最年長の優勝だとか。

 

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最大のラバルはスカイ内部ゲラント・トーマス。ウィギンスしかりフルームしかり

ライバルはチーム内

今年のツールでの一番の関心事といえば、フルームとGトーマスの関係性、skyの戦略だったと思います。

グランツール3連勝中、そして5勝クラブ入りがかかっていた大エースのフルームと、前哨戦のドーフィネで総合優勝の好調なゲラント・トーマス。

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お互いを尊重し、直接チームメイトに攻撃を仕掛けることもなく、友情を口にしていましたが、どちらも自分に展開が向いてくるのを心の中では切に願っていたと思います。

なんといっても、かかっているのはツール・ド・フランスの総合優勝ですから。。。

 

2012年のツールも

もともとskyは、イギリス人のツール総合優勝者を誕生させることを目的としたチームでした。

2012年のツールはブラッドリー・ウィギンスをエースにツールに挑み、総合優勝します。

そのときの、最大のライバルはskyチーム内のフルームでした。 Embed from Getty Images やはり、表だった直接的な攻撃はしませんが、ウィギンスをハイペースで置いていき、「早く来い」とのジェスチャーを見せ、物議を醸しました。

フルームはウィギンスに次いで総合2位フィニッシュします。

直接の攻撃はなくとも、展開によっては負ける可能性もあったはずです。

総合3位がアタックして、ウィギンスが反応できなかった場合にフルームがチェックに入って、ゴールまで行ってしまう展開も0ではなかったはずです。

 

ベルナルも控える

 今年はトーマスが総合優勝をしましたが、skyには更なる才能を持っているであろう若きエガン・ベルナルもいます。

初出場の21歳がアシストをこなしながら総合15位でフィニッシュしています。

サイクルロードレース界の次なるスターもまたsky内のエース交代から誕生するかもしれません。。。

 

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ビワイチとは??自転車乗りの称号なの??

「ビワイチ」??

ビワイチ

 先日、新聞を読んでいると自転車チェーン店のサイクルベースあさひさんに関する記事が。

 

その中で、琵琶湖沿いの店舗の好調さが紹介され、サイクリストの間では「ビワイチ」が流行っていると書いてありました。

 

え?そうなの??

 

言葉から想像ができますが、「ビワイチ」とは何のことなのでしょうか・・・。

 

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サイクリストの聖地

 言葉から想像はできるとは思いますが、自転車で琵琶湖を一周することを「ビワイチ」というそうです。

新聞の記事の中では、サイクリストの「聖地ともいえるコースであると紹介されていました。

し、知らなかった。拙者、サイクリストにあらず。。。
島津ä¹åã®ä¼¼é¡çµµã¤ã©ã¹ã

 琵琶湖全体を1周すると約200kmのようです。

確かに過酷な距離でもなく、達成が簡単過ぎる距離でもなく、丁度良いかもしれません。

琵琶湖は北湖と南湖に分かれていて、北湖だけの周回なら160km程で、まずはこれを目指す方もいるそうです。

達成で認定証が!

 この「ビワイチ」を達成すると認定書と、認定ステッカーが手に入るそうです(発行手数料1000円)。

チェックポイントというのがあり、そこにあるクイズにスマホから解答することで、「チェック」となります。合計で4カ所のチェックが必要なようです。

詳しくは ...

こういった認定があると達成のしがいがありますね。

特に期限は設けられておらず、何日かけても良いそうです。

 

サイクリストの聖地とまで言われてしまえば、いつか行くしかありません。

まずは、機関車役になってくれる巡航力のある大柄な友達を探すところから始めます。笑

他力本願...

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【画期的!】フリーパワー搭載の「サラダ」という自転車をスッキリで知った。

スッキリで紹介された自転車

 本日、日テレの「スッキリ」を見ていたら、最近の便利な自転車を紹介するコーナーがありました。

都内の商店街で、自転車に関する悩みをインタビューして、その悩みを解消できる自転車が紹介されていきました。

そんなコーナーの最後に、スタジオで今話題の自転車があります!と紹介された自転車がありました。

その名は・・・フリーパワー サラダというそうです。

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どんな自転車??

 スッキリでは、電動アシスト付きではないのに、電動自転車のように軽く漕げる自転車として紹介されていました。

綺麗な緑色で、見た目はいたって普通のママチャリです。

スッキリ出演者の下川美奈さんが試乗すると、初動が違う!とおっしゃっていました。

ウエンツも一漕ぎで、「もう違う!」と驚いていました。

一体、どのような仕組みで、この感動を生んでいるのでしょうか。

フリーパワーという画期的な仕組み

 調べてみると、フリーパワー」というのが、電動自転車のような軽さを生む仕組みの名前で、「サラダ」が自転車の商品名のようです。

サイクルオリンピックさんで販売されている商品のようです。

どのような仕組み??

 この仕組みを成り立たせているのは、「シリコン」のようです。

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 チェーンリング内にシリコンが組み込まれているようです。

バイクシューズを履いて、ロードバイクに乗る方は直感的に理解ができると思います。

ペダルを踏み込んだ力でシリコンが圧縮され、クランクが下死点から上死点に戻る時に、シリコンの反発力を利用するということでしょう。

バイクシューズを履いた状態で使える「引き足」を自動で行ってくれる感覚に近いかもしれません。

夢のようですね。。。

他スペックもいい感じ

 スッキリで紹介された、この「サラダ」という自転車。フリーパワーが搭載されている以外のスペックも充実していますね。

フレームはアルミ・・・軽いです。

変速(ギア)が内装3段・・・・トラブルになりづらい内装式です。

後ろブレーキがローラーブレーキ・・・・使い込んで、音がなり出しても専用のグリスを注入すれば音を消せます。

キャリア(荷台)がクラス27・・・・チャイルドシートの装着もできますね。

お子さんを乗せたい方には、とても助かる自転車だと思います。

絶賛品切れ中のよう

 これを書いている2018年7月時点ですが、絶賛品切れ中のようです。

やはり人気のようですね。それだけ凄いんですね。

試乗してみたいです・・・。

 

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ソニー・コルブレッリ(新城選手の弟子??)に勝利の予感。。。

ここまでのツール・・・

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 今年もツールが始まりましたね!!

今年は、ヴァンデスタートです。私が最初に購入したサイクルジャージにヴァンデ県のマークが入っていたので、物凄く勝手な思い入れがあります。笑

第5ステージまで終わって、これまでのステージの勝者は、

第1 ガビリア

第2 サガン

第3 BMC(チームTT)

第4 ガビリア

第5 サガン

となっていますね。

個人ではガビリアとサガンしかいません。。。

単純なスプリントではやはりガビリアが強く、第5ステージのようにスプリンターが脱落するステージでは、サガンが集団に生き残って勝利していきます。

バルベルデジルベール、アラフィリップ、ダン・マーティンなどのパンチャー系の選手が勝ちたかったステージでしょうが、サガンが生き残っていれば勝ち目はありませんね・・・。

そして、この第5ステージで、集団に生き残れたあのスプリンターがサガンに次ぐ2位に入っています。

 

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コルブレッリがもうちょい・・・

 バーレーンメリダソニー・コルブレッリです。

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第5だけでなく、第2ステージでも2位に入っています。

ちょいちょい名前を聞くスプリンターではありますが、グランツールでの勝利はまだなく、超超一流かというと、そうではないでしょう。

日本のファンの間では、「新城選手のチームメイトとして」知られている選手だと思います。

このコルブレッリですが、登れるタイプのスプリンターなんですね。

第5ステージでは、山岳でガビリアやキッテルなどのスプリンターは軒並み脱落していますが、コルブレッリは集団に生き残れています

厄介なのは、世界チャンピオンも当然のように生き残っちゃうところですね。。。

ただ、第5ステージを終えて、2位が2回。

ステージ優勝する可能性を見いだせたのではないでしょうか。

 

昨ツールでは新城とともに

 昨年のツールでは、新城選手と共に、ツールに出場していましたよね。

新城がスプリントトレインを率いて、コルブレッリをアシストしていました。

もう駄目だ~と弱音を吐くコルブレッリをベテランの新城が励ましながら走ったようです。

チームの無線の指示も、コルブレッリに合わせてイタリア語で行うように新城が監督にお願いしたりもしたとか。

新城選手は良い上司ランキングに間違いなくランクインしますね。

新城選手の思いも背負って、コルブレッリにどうにか1勝して欲しいところです。。。

 

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【VIVELO】はどこに行ってしまったのか?好きだったロードバイクメーカー。

VIVELO(ビベロ)という自転車

以前気になっていたロードバイクメーカーがあったのです。

今は・・・というと、そのメーカーどうしちゃったの?状態なのです。。。

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それはVIVELO(ビベロ)というブルガリアのメーカーです。

派手なデザインで、重厚感がありそうなボテボテな感じが好きでした。

日本国内では販売されていないので、一度も生で見たことはありません。

ですが、実力は確かなメーカーでした。

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カハ・ルラルが使用していたバイク

 スペインのプロフェッショナルコンチネンタルチームである、カハ・ルラルというチームがあります。

ブエルタでお馴染みの、緑のジャージのチームです。

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そのチームが、2012年から2014年かけて使用していたバイクなのです。

グランツールに出場するレベルのチームに機材供給できるのですから、メーカーとしての実力があったのは確かでしょう。

 

ルイス・レオン・サンチェスが山岳賞

 現在アスタナに所属するルイス・レオン・サンチェス

高い登坂力、独走力、そしてプロトンでも1,2位を争うダウンヒルテクニックを武器に数々の勝利を手にしてきました。

そんな彼ですが、かつてドーピングをしていたのでは??というグレーな噂がつきまとい、UCIプロチームよりは格下のカハ・ルラルに所属している時期がありました。

その際に、VIVELOを使用するのですが、、、

ブエルタで山岳賞を獲得します。

もちろん彼の力は凄いのですが、その力に応えて結果を出せたVIVELOの実力も本物だったのでしょう。

真ん中、山岳賞ジャージのサンチェス
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VIVELO その後は・・・?

 その後のカハ・ルラルのバイクサプライヤーは、VIVELO→FUJI→DE ROSAと変わっていきます。

一線級のレースの舞台からいなくなったわけですが、入れ替わりの激しい業界なので、またどこかのチームと契約して、見られる日がくると思っていました。

そして、最近、そういえば・・・と思ってHPを見てみようと思ったのです。

しかし、以前保存していたリンクはリンク切れ。探してみてもショップのリンクのみの、よく分からないページにたどり着くのみ。ツイッターも17年6月でストップ。

一体どうしてしまったのでしょう。

もともと日本への情報は無かったので、密かに廃業などしてしまったのでしょうか。。。

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フェルナンド・ガビリアがスプリント3強時代を終わらせるか

遂にツールに出場

 満を持してということでしょうか。

クイックステップの今年のツールのメンバーリストにはフェルナンド・ガビリアの名前が。

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 長らくドイツとイギリスのスプリンター勢が争っていた戦場が一気に彼の物になる可能性も十分にあるのではないでしょうか。

既に数々の勝利を手にしているガビリアですが、やはりツールで華々しく活躍することが、一流スプリンターの使命ではないでしょうか。

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カヴ、グライペル、キッテルの時代

 近年、カヴェンディッシュグライペル、キッテルの3大スプリンターが平坦ステージを牛耳ってきました。

   カヴ  グライペル キッテル
08年 4勝 不出場 不出場
09年 6勝 不出場 不出場
10年 5勝 不出場 不出場
11年 5勝 1勝 不出場
12年 3勝 3勝 -
13年 2勝 1勝 4勝
14年 - 1勝 4勝
15年 1勝 4勝 不出場
16年 4勝 1勝 1勝
17年 - - 5勝

平坦ステージでは、ほぼこの3人が勝利を独占してきました。

この3人で毎年5~6勝をかっさらっていきます。

ただ、2016年に復活の4勝をあげたカヴェンディッシュは怪我の影響もあり、明らかに勢いをなくしています。

グライペルも2011年から続いていたツールでの勝利も昨年に途絶え、どこか印象が薄くなりました。

この3人の内、今年も活躍できる可能性が高いのはキッテルだけかもしれません。

始まりはカヴェンディッシュ打破

 ガビリアが注目されたのは、2015年のツール・ド・サンルイスです。

 この時の勝利は「金星」とされましたが、その後のステージでも再びカヴェンディッシュを破ります。

クイックステップに移籍し、初出場のグランツールであるジロでは、圧巻の4勝を手にします。

グランツールでの4勝は、あのベルナール・イノー以来のことのようです。

ガビリアの魅力は全盛期のカヴェンディッシュを思い出させるような、一人加速の違うパワフルなスプリントです。

ツールで、派手に活躍する姿を見たいところです。

 

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弟に「自転車パンクしちゃったんだよう!!」と言われて見てみたら。タイヤ・チューブの交換方法

またまた修理・・・

先日、弟のクロスバイク風ナンチャッテ自転車のブレーキまわりの修理をしてやったのですが・・・

 それから数日、今度はパンクしたようです。

後ろタイヤがペシャッとなっています。

クロスバイク風自転車の後輪がパンク

タイヤを一周見てみると、こんな箇所が・・・

空気を入れすぎて、自転車がパンク

うは~~繊維が出てきています。

どうしたことやら。。。

 

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どうしてパンクした?

 なにやら空気をパンパンに入れたみたいなんです。

それで、平らな道を走っててもボコンボコン振動が来るから、タイヤを見てみたら、一カ所ボコッと膨らんでいる箇所があったそうです。

それでも、そんなの関係ねぇと走り続けてたら、その出っ張ってたところから糸が出てきてた、と。

それでも、そんなの関係ねぇと走り続けてたら、パンクしたとか。

「まだ足りん!」と空気を入れすぎて、タイヤが変形してしまう、力のあるおじいちゃんに多いパンクパターンだと思います。

タイヤ・チューブを交換

 タイヤはどう見てもダメですし、パンクをしてから2km乗って帰ってきたようで、

チューブもズタズタなので、タイヤもチューブも交換です。

いつもは、通販大好きな私ですが、今回は緊急なので、買い出しに。

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近所の某激安の殿堂で、激安のタイヤ・チューブを購入。

タイヤサイズは、もともと付いていた700×28C。

 

後輪を外す

 まずは後輪を外します。

自転車がパンクしたので、輪業用ラチェットで後輪を外す外し方

アマゾンで最安の輪業用ラチェットを駆使します。笑

輪業用ラチェット

スーパー 両ロングソケット・両口ラチェットレンチ(爪式)六角対辺:14×15 RN1415WL

新品価格
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左右交互に少しずつ緩めていきます。

車輪を外して、タイヤも外し、内側を見てみると、、、

空気を入れすぎてパンクした自転車のタイヤの内側

何かが刺さったパンクなら、ここまで派手にいきませんよね。

やはり空気の入れすぎで、タイヤが耐えられずに、この部分がガバっと広がってしまっていたのでしょう。

 

新しいタイヤを装着

 新しいタイヤを付けていきます。

まず、新チューブを新タイヤの中に入れてしまいます。

タイヤとチューブの交換方法

バルブはタイヤのロゴの所にくるようにします。

(単に見た目の問題です。ロードバイクなんかで、タイヤのロゴとバルブの位置が合っていると、「こいつ分かっているな」と思われるかも・・・)

タイヤの向きも確認します。↓

自転車のタイヤを交換するときの向き、方向

矢印の指す方が前に来るようにします。

タイヤを車輪にはめたら、チューブを挟んでいないかの確認が絶対に必要です。

タイヤ、チューブ交換、パンク修理でチューブを確認

チューブがタイヤの中に、しっかり入っているか、一周確認しましょ。

 

車輪をはめる

 新タイヤ・チューブを身にまとった車輪を装着します。

車輪はハブナットで固定していくのですが、ここで注意が必要です。

後ろから見て、後輪が左右のチェーンステーの中心に来るように固定しなくてはなりません。

自転車の後輪のはめかた、取り付け方

最初はこれが難しかったりします。普通に締め込むと、必ずズレて固定されてしまいます。

輪業用ラチェットで自転車後輪を装着

輪業用ラチェットで仮締めして、車輪を中心に調整して、本締めしていきます。

締める時も、左右交互に少しずつ締めていきます。

 

完成!!

 無事、タイヤ・チューブの交換が出来ました。

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後輪だけ、黒タイヤになりました。

元々、タイヤまで赤色なのは、やり過ぎでは??と思っていたので、良しとしましょう。

 

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弟に「ブレーキ掛けると、ギーってなるんだよう!!」って言われて見てみたら。

クロスバイク風な重チャリ

 クロスバイクが欲しいと言って、弟が買ってきた自転車がコチラ。。。

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こ、これは、、、見た目だけそれっぽくした自転車だよ!!

かなり重い。

というか、この種の自転車って、良い商売なのかもしれない。

なんらママチャリと変わらないフレームに、カゴも泥よけもキャリアもなし。

でも見た目がクロスバイク風だから2万以上で売れる。。。

 

と、まあタイトルとズレましたが、弟はこの自転車に乗っています。

 

後ろのブレーキをかけると「ギー!」

 そして、こんなことを言われたんです。「ギー」となるそうです。

一目見て、まずブレーキシューが、かなり薄くなってる!

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 ブレーキシューが薄くなれば、ブレーキも緩くなりますが、それでもワイヤーを引っ張って乗ってたみたいです。

そして、シューを外すと、、、

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シューが削れ過ぎて、中の金属が出てるよ!!

金属で、金属のリムを挟んでブレーキを掛けてたんだから、そりゃあ「ギー!」ってなるよ!!

まさに、後輪の「ギィィィ!!」っていう悲鳴だよ!!

 

新しいシューに交換

 シューとワイヤーも一緒に交換してあげることにしました。

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アウターケーブルは、色を変える為に、以前交換したから今回はいいとのこと。

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新品パーツへの交換は気持ちが良いですね。

ワイヤーも変えて、アウターケーブルの中にグリスも入れたので、ブレーキのタッチも凄く良くなりました。

 

最後に、恐怖が・・・

 なにげなく後ろから自転車を眺めると、後輪がだいぶ左に寄っている!!

なぜ、後輪のセンター出しがなされていない!!??

見て明らかに気づく程だったのですが、売った自転車屋は点検していないのか??

ハブナットを緩めて、きっちり後輪は真ん中に固定しました。

 

その後、整備後の試し乗りをしましたが、自分で調整した自転車はフィーリングが合うので、とても気持ち良いですね。

 

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【もっと見たい】サイクルロードレースのグルペットって何??

 ご存知でしょうか??

サイクルロードレースにおける「グルペット」。

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砕けた説明をすれば、重量級な選手たちがチームの垣根を越えて形成する集団といったところでしょうか。

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グルペットって何?? 

 ツール・ド・フランスを頂点とするステージレースには、ゴールの制限時間が設けられています。タイムアウトになってしまうと、翌日のステージから走ることができないのです。

 スプリンターや重量級選手は、登りを極端に苦手とする為、山岳ステージで、このタイムと戦うことになります。

 そのタイムアウトにならない為に、チームの垣根を越えて形成される集団がグルペットです。

重量級選手の互助

 平坦のステージでは、大きな集団内にいれば空気抵抗を受けないため、トラブルがない限り、タイムアウトになる可能性は低いです。

しかし、登りでは空気抵抗ではなく、重力との戦いになります。重力は集団内にいても、皆平等にかかります。

スプリンターなどの体重のある選手はひとたまりもありません。

カヴェンディッシュとキッテル
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登りにさしかかると、早々に集団から遅れる有力スプリンターの様子がTVに映し出されます。「もう遅れた!!」はお決まりです。

そんな時に、遅れてしまった重量級選手たちは、グルペットを形成します。

チームは関係なく、重力級選手たちが集まり、協力して自分たちのペースでゴールを目指します。

 

下りと平地は超絶速い

 登りは、自分たちにとって最適なペースで登っていく彼らですが、その分下りと平地では猛烈に飛ばします。

ここでも休んでいたらタイムアウト確実です。笑

山岳ステージでのレースでは、ステージ優勝や総合系選手の様子が映し出されるため、最後尾のグルペットのダウンヒルは見ることが出来ないのが残念です。

隠れたダウンヒルスペシャリストの宝庫では??

 ダウンヒルのスペシャリストとして、ニバリを思う浮かべる方が多いと思います。

ニバリは総合系の選手なので、山岳ステージではレースの中心であり、下りの様子も映し出されるので、スペシャリストとして認識されます。

 しかし、グルペットにはニバリを超えるような下り巧者がいるかもしれません。そもそも、重量級の彼らは、跨がっているだけで速度はどんどん上がっていきます。笑

スプリンターは、高速域での危険な集団落車にも慣れているので、恐怖心も少なそうですし・・・。

グルペットの下りでの様子を見てみたいものです。

 

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グルペットといえば『ロビー・マキュアン』

 少し前の時代を知る自転車ファンなら、グルペットからロビー・マキュアンを思い浮かべる方がいらっしゃると思います。

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もう引退してしまいましたが、ツールで多くの区間勝利を手にした名スプリンターです。ポイント賞も3度も獲得しています。

最有力スプリンターであったマキュアンは、グルペットのリーダーのような存在でした。

その彼が指揮するグルペットのことを、解説の栗村修さんが、『マキュアン友の会』と命名しました。そして、マキュアンは『会長』との愛称で日本のファン親しまれるようになりました。

ちなみに、マキュアンは日本のファンから『kaicho』と呼ばれていることを知っています。笑

 

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